今回は、Hubspotのワークフローを使ってslackのプライベートルームにメッセージを送る方法を解説します.
*2024/10/23時点の内容となります。
標準のHubspotのワークフローアクションでもSlackにメッセージを送信することができます。
ただし、選択できるルームについてはパブリックになっているルームだけであり、プライベートルームに送信することができません。
特定のSlackチャネルに通知を送信することで、顧客の行動や新しいウェブチャットに基づく通知を即座に提供し、迅速かつ効率的に顧客対応を行うことができます。
こういった際に利用するのがIPaaSであるzapierなどを利用されることが多いと思います。Slackメッセージを使用して、HubSpotアカウントとの接続による通知管理や、ワークフローに基づいたカスタム通知の送信が可能です。
IPaaSは簡単にいうと違うサービス間の連携を簡単にするツールになります。
zapierやmakeなどといったサービスが主流にご利用されていることが多いと思います。
ただし、zapierやmakeなどの連携ツールは標準で用意されているトリガーやアクションしか利用できないことが多いため
連携しようとしても連携できないことがあります。
今回は、そういった標準アクション以外のアクションをしたい場合にwebhookを利用する方法を使っていきたいと思います。Zapを使用してSlackの機能を拡張し、特定のトリガーに基づいて作業を自動化する方法も紹介します。
webhookとはあるサービスよりデータを送信する技術です。動画でも解説しているのですが
あるサービスにデータを送信するためにwebhook URLに対してデータを送信することでデータ連携を行なったり、何かしらのトリガーに利用することができます。例えば、特定のイベントが発生した際に「通知を送信」をクリックし、必要な情報を他のサービスに送信することができます。
Hubspot内のトリガーはかなり柔軟にトリガーを作ることができることから、Hubspotのトリガーを色々利用して他のサービスに連携させたいといった場合に活用することができます。例えば、特定の条件が満たされたときに「アクションを実行」をクリックして、他のサービスと連携することが可能です。
HubspotとSlackを連携させることで、チームのコミュニケーションと業務効率が大幅に向上します。
HubspotのデータをSlack上でリアルタイムに共有することで、情報の伝達がスムーズになり、迅速な意思決定が可能になります。
また、Slackの通知機能を活用することで、重要なHubspotの更新情報を見逃すことなくキャッチできます。これにより、カスタマーサービスの質も向上し、顧客満足度の向上にもつながります。
HubspotとSlackを連携させることで、以下のような便利な機能が利用可能になります。
Slack上で直接Hubspotのタスクやチケットを作成することができます。これにより、チームメンバーがSlackでの会話中に発生したタスクや問題を即座にHubspotに登録することができ、業務の効率化が図れます。例えば、カスタマーサービスのチャット中に顧客からの要望があった場合、その場でタスクを作成し、対応を迅速に行うことができます。
Slack上でHubspotのレコードを検索することができるため、必要な情報をすぐに取得することができます。例えば、顧客の連絡先情報や過去のやり取りを確認したい場合、Slackの検索機能を使って簡単にHubspotのデータベースから情報を引き出すことができます。これにより、顧客対応のスピードと精度が向上します。
Hubspotの重要な通知をSlackで受け取ることができます。例えば、新しいリードが追加されたり、既存の顧客からの問い合わせがあった場合、その通知をSlackでリアルタイムに受け取ることができます。これにより、チーム全体が最新の情報を共有し、迅速に対応することが可能になります。通知の設定はHubspotのワークフローで簡単に行うことができ、必要な情報を見逃すことなくキャッチできます。
以上のように、HubspotとSlackを連携させることで、業務の効率化とコミュニケーションの円滑化が実現します。ぜひ、これらの機能を活用して、チームのパフォーマンスを向上させてください。
HubspotのOperations Hubを利用すると、SlackでHubSpotのアクティビティ通知をリアルタイムで受信することができ、ワークフローでwebhookを送信することができます。
標準のワークフローアクションではheaderの認証なども追加して送信することができるのと、
Slackを通じてHubSpotからのコミュニケーション通知を受信する仕組みを利用することで、送信するメッセージをいちいち自分で書かなくても良いというメリットがあります。
ただし、Operations Hubは高価でなかなか手がでないという方も多いかと思います。そういった場合にカスタムワークフローアプリを利用されると大体似たようなことができます。
動画でも解説しているのですが
利用できるメソッドに違いがありますが一般的なデータを送信するPOSTであったり、
データを更新するPUTなどが利用できます。特に、HubSpotユーザーとSlackユーザーのEメールが一致していることが、連携を成功させるための重要な条件です。
送るメッセージを自分でJsonを書かないといけないのですが
動画を見ていただき、お試しいただけると良いのかと思います。
zapierでWebhookを利用する方法なども動画で解説しているのでぜひご参考ください。