今回は、Hubspotの日付をトリガーとしたワークフローについて解説します。
よくある事例として、
セミナーやイベントの運営をしている時に、イベント前日にリマインドメールを送りたいと思うことがあります。
この場合、日付をトリガーとしてワークフローを作る必要があります。
Hubspotのワークフローでは、オペレーションズハブを活用すれば日付をトリガーとしたワークフローを作れます。
しかし、多くのユーザーさんではオペレーションズハブを使っていないことが多いかと思います。
今回は、カスタムワークフローアプリを活用して日付トリガーのワークフローを作ってみます。ここでは、ワークフロー作成手順についても詳しく説明します。
ハブスポットワークフローは、ビジネスプロセスを自動化し、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど様々なチームの業務効率化を後押しする機能です。ワークフロー内でトリガーやアクションを定義することで、特定の条件やイベントに基づいて自動的にタスクを実行します。これにより、リード管理、顧客エンゲージメント、データ整理、タスクの割り当て、リマインドなど、個人で行わなくても良いタスクを自動化することが可能になります。効率化を図るために、Hubspotのワークフロー機能を活用することは非常に有効です。
まずは、前日のプロパティを作りたいので、イベント日から前日のプロパティを計算するワークフローを作ります。
標準ではできないため、カスタムワークフローアプリを活用して日にちの計算をしたいと思います。
カスタムワークフローの日付加減算のアクションを選択
元のイベント日から-1をすることで前日の日付を計算します。
計算結果を任意のプロパティにコピーをして前日計算のワークフローは完成です。
リマインドメールとは、特定の条件を満たした場合に自動的に送信されるメールのことです。ハブスポットワークフローを使用することで、リマインドメールを自動化することが可能です。リマインドメールは、見込み客や顧客へのフォローアップや、イベントの参加者へのフォローアップなどに活用できます。例えば、セミナーやイベントの前日に参加者にリマインドメールを送ることで、参加率を高めることができます。リマインドメールを効果的に活用することで、ビジネスの成果を向上させることができます。
次にリマインドメールのワークフローを作ります。
トリガーは前日のプロパティが更新されたらとします。
次に遅延アクションを選択し
前日のプロパティの日付まで待機します。
待機後、メールを送信するアクションを設定して完成です。
注意
1000件など、あまり多いアクションで遅延をかけるとエラーになる恐れがあるため
短い期間でご利用ください。
https://knowledge.hubspot.com/ja/workflows/use-delays